これは、家族みんなで八百屋さんをいとなんでいる家族のお話。
家族の紹介です。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいるという家だってそんなにないご時勢です。
ましてや、お父さんと一緒に仕事をするお兄ちゃんやおじさん、赤ちゃんの世話をするおばさんまでが一緒にいる家というのは、ほとんど見ることはないでしょう。
なので、小学1年生のクラスで読み聞かせ。
「うちはね6人家族なんだけど、6人よりもっとたくさん家族がいるよっていう人はいるかな?」
と最初に聞いたところ、5,6人の子が手をあげました。
え、そんなにいるの?と思ったら、どうやら、「家族」という言葉がまだよくわかってなかったようだ。
これを読んだ後、「うちはもっとたくさんいるよー!」とたくさんの子が手をあげました。死んだおじいちゃんも、親戚のおじちゃんもみんな含めて20はいる!おれも、おれも!という元気な声がたくさんあがり...「家族とは?」の定義はさておき、とても楽しく読めた本でした。