何気なく手にとって作者を見ると、聞き覚えがありました。
実家に昔からある『ビアンキ動物記 森の新聞』という本の作者でした。
実は「森の新聞」は厚い本だったので、読まなかったのですが、動物の精密な絵が表紙にあったことだけは覚えています。
このお話に出てくるきつねとねずみも、とても精密な描写がされています。
絵だけではなく、内容も、きつねとねずみの掛け合いが楽しく、ねずみの知恵に感心してしまいます。
次男が「短いね」と言うほど、あっという間に終わってしまうお話ですが、ねずみの巣穴を横から見ることができたりと、とても楽しめます。