大きな大きな柳の木の下に、小さな小さな村がありました。
その村は、やなぎむらといいました。そこで暮らす、ばった、かたつむり、くも、ありさんたち。ある日、この村に、いもむしのモナックさんが引っ越してきて『サラダとまほうのおみせ』を開きました。
『まほう』ってなんだろうと気になりましたが、お話が進んでいくなかで、そういうことだったのかと、思わず納得。虫たちの特徴をよく捉えたお話の展開に、ますます引き込まれてしまいました。
そして、色鉛筆で描かれた優しい絵の世界に、心癒される時間を過ごすことができます。さらに、自然に対する興味をもつことができ、虫たちをもっと身近に感じることができるでしょう。