文章は、マーガレット・ワイズ・ブラウンによって1956年に作られていますが、今回の絵は1989年にフェリシア・ボンドに書かれたものです。
フェリシア・ボンドと言えば、もしも〜シリーズで人気を博しているので、ご存知の方も多いと思いますが、この文章とジャストフィットしている感じです。
お話は、納屋で生活する動物達の一日を描いた作品で、正統派の絵本です。
やはり何といっても、フェリシア・ボンドの描く動物達がみんな笑っているのが印象的です。
みんなが楽しく生活する様を垣間見るだけで、読んでいるこちらも不思議と明るい気持ちになってきます。
さり気無い動物達の一日を描いているだけですが、読後感がとてもさわやかで、心を暖かくしてくれる絵本です。
結構小さくても、主人公が動物なので読み聞かせができると思います。