レイ夫妻のまだ読んでない本ということで興味がありました。
しかもこの本、愛蔵版らしく布張りで豪華な本なんです。
巻末にこの作品が生まれた背景が描かれています。最近「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ」を読んでレイ夫妻の激動の人生を知ったばかりだったので読めた感慨もひとしおでした。
渡航が困難な時代でも空想の中ではいろいろなところへいけますね。レイ夫妻の心の中は不自由な時代であってもいつも自由だったのだろうと思います。
ペンギンくんの自由闊達さ、好奇心旺盛なところ、やはりおさるのジョージにも通じるところがあるように思いました。
平和な時代にこうして絵本を読む幸せがあること、とても幸せなことだなあと思いました。
うちでは家族三人で楽しみました。