カえるくんは、紙飛行機に「たからものが見つかりますように」という願いを書いてとばします。
そして、落し物の携帯電話を持ち主に届けるために出かけるのですが、
その先々でたからものを見つけることになります。
たからものとは、自分自身の能力(特徴)だったり、お友達との約束だったり、お花の香りだったり。
決して珍しいものではないけど、
身近にたからものって沢山あるもんだなぁと気がつくのです。
ところで、「カえる」くんには、「力(ちから)+得る」というメッセージが込められているそうです。
確かに、自分の幸せを気がつかせてくれる、元気になる絵本です。