夫が同僚のベテランの先生から、数冊の本を借りてきました。(実はこの先生から、以前にも、お子さんが大きくなって読まなくなった絵本を、たくさんいただいたことがあります。)
その中の1冊がコレでした!
あ、大好きな『はりねずみのくるりん』の絵だわ♪
普通は下読みせず、子どもたちに直接読んであげる私ですが、絵に吸い込まれるように、一人で先に読んでしまいました。
あれ?!読んだことないのに、何か知ってるなあ?!と思ったら、YUKKOさんが、ご自分のブログで紹介されていたのでした。
何も持っていない力える君(力という字は、カタカナではなく、漢字の力だそうです!力+得るという意味)は、何でも持っているとなりのトノサマガエル君を、うらやましく思っていました。
ある日、携帯電話(というのが、いかにも、現代のお話って感じでいいですね♪)の音に誘われ、拾って出てみると・・・???
携帯電話を届けに行く間に、色んな人に出会い、目に見えないけれど、素晴らしい宝物がたくさんあることに気付いた力える君。
絵もほのぼのとしていて、かわいらしく、ストーリーもぐぐっとせまるものがあります。
欲を言えば、文章がちょっと長くて、くどい気がします。
せっかく絵や、台詞が語ってるんだから、あえて繰り返さなくてもいいんじゃないかなあ。(というわけで、☆☆☆☆どまりにしておきます。)
携帯電話を背中に隠し、そっと見守ってくれてる誰かさん。(ちょっと、『ともだちや』シリーズにも似てますが・・・)
これも、きっと、力える君の宝物だよねえ。