緑が爽やかな、読んでいてとても気持ち良くなる絵本です。文章も短く、リズミカル。子ども達の大好きな線路や電車も登場します。だからかなり小さい子供でも、楽しんでお話しの世界を旅することができると思います。
そしてその一方で、小学生以上の子ども達にも読んでもらいたい絵本でもあります。生きていく上で必ず出会ってしまう障害物やなかなか越えられない壁。それに出会った時にどんな風に対処していけばいいか、さりげなく教えてくれています。時には回り道して進んでいってもいいんですよね。
繰りかえし何度でも読みたくなる絵本です。