男の子がお母さんに頼まれて、おつかいに行きます。買うものを忘れないように、買い物リストをつぶやきながら。でも、歩いている途中で色々なものが目に入り、買い物リストがどんどん変わっていきます。卵はダイコンに、ケーキはケープに…。さてさて、おつかいは無事遂行されるのでしょうか!?
最初、一人で読んだときは、面白いけど、子供はこの変化についていけるのか、ちょっと疑問でした。ケープとか、レーキとか、普段あまり耳慣れないものが含まれているので。でも、杞憂でしたね。下の娘は大うけ。何度も繰り返し読んでは、一人でにやにやと楽しんでいました。
短い文章に、あふれるユーモア。登場人物の表情の変化も楽しい絵本です。
絵がとても効果的に描かれているので、日本語でもわかりやすかったのですが、言葉の変化が如実にわかる英語版は、きっともっと面白いのでしょうね。ぜひ、一度読んでみたいです。