先日、アンソニー・ブラウンの「びくびくビリー」を読んで、大変娘が気に入っていたので、この本も手に取りました。娘は早速とびつき、連続で読まされること、5回。さすがに疲れてしまい、また今度読むということで勘弁してもらいました。
小さいくまが、いろんな危機を、なんでも描いたものが本物になってしまうという鉛筆一本で乗り越えていくお話です。
鉛筆で何を描いて危機を乗り越えるかという発想も、もちろんおもしろいのですが、絵がとてもおもしろいです。ふしぎなのは鉛筆だけではなくて、木も花も、生き物もすべてが不思議。毎回読むたびに、新しい発見があります。色遣いも鮮やかで、みていて楽しい気分になります。
娘は、次に描かれる絵を予想するのが楽しいようです。また、いろんなものが隠れているのを探し出しては喜んでいます。