20ぴきのなまけもので困ったこぶた達が「だいだいいろの ねの くさ(にんじん)」を見つけました。でもお勉強の嫌いなこぶた達はその正体がわからず、ウサギやモグラやネズミに「どくのくさだ」と言われ、取られてしまいます。
でも食べてみると、みるみる賢くて働き者で優しいこぶたたちになってゆきます。
大人が読むと「にんじんは体にいいのよ」とか「うそつきはよくない」とかいくつもの教訓を読み取ることが出来るのですが、この本は、お話や絵でそれを超えるほどの面白さがあるので、それほど教訓くささは感じません。
たとえば、「20ぴきのこぶたのなまえは、パタ、ピタ、プタ、ペタ、ポタ、バコ、ビコ、ブコ、ベコ、ボコ、パパコ、ピピコ、ププコ、ペペコ、ポポコ、ババタ、ビビタ、ブブタ、ベベタ、ボボタと、いいました。」
うちの子供たちは、私がここをつっかえずに読めるかが楽しみ。
サービスでわざとつっかえると大喜びです。
その他にも、なまけもののこぶた達がおりこうさんになった時の絵の変化も面白いです。
どんな変化?それは本で確かめてくださいね。