指さす先はきんぎょじゃなくてもきっとこの子らなりに何かを思ってるんだろうし、くだものの絵のページでは「あ〜ん」をすると何度でも喜んで食べるまねっこをしているし、最後のほうのロケットや動物やおもちゃがたくさん描いてあるページ(このナビで紹介されているページ)では踊ったり笑ったり。楽しそうな絵だということがちゃんと分かっているんですね。2人で最初からこんなに食いつきがいいのは初めてかもしれません。
次の日からは、きんぎょさんの本読もうか〜と言うと、本棚のほうに2人で向かっていくようになりました。これからだんだんきんぎょも見つけてくれるかな。
イラストもカラフルで楽しくて、(うちの子はまだだけど)探しっこもできるし、言葉は少ないけどちゃんとストーリーもあるし、とにかくいろんな要素で満点の本です。めずらしく主人も気に入ったと言ってくれました。
他に私が気に入ったのは6ページの黒電話です。1977年出版の本だったんですね。これだけ長い間人気があるのも納得です。子どもが大きくなってこの黒電話を見て、これなあに?と言ってくれるのが楽しみです。