ペーターは描いた絵を先生に褒められて大得意。
帰り道に大人達に見せても褒められますが・・・。
実はこの褒め方がペーターを悲しませるのです。
で、素朴に褒めてくれたおとうさんの言葉が嬉しいのです。
子どもを褒めましょう、と常々言われている大人は、
その場面に直面すると、ついつい気負いすぎになります。
そんな一面が垣間見えて面白かったです。
もちろん、私にとっては、この大人たちの対応も、
努力を是非認めてあげたいんですが。
お父さんの、本当にストレートな褒め言葉に学ばせられますね。
原題は『Peter’s Picture』。
これを『おとうさんはいちばん』と訳出した訳者に拍手です。