子ねずみのウエンベリーが主人公ですが、とにかく心配性。
両親にとっては、そんなウエンベリーが心配で、心配することないよと言うものの、言葉は心に響きません。
果たしてこんなに心配性な子っているのかと思うくらいですが、これくらいの方が絵本の世界では活きてきます。
そして、ウエンベリーは幼稚園に入園することに。
これって、誰でも経験する最初の心配ごとではないでしょうか?
幼稚園の先生がお友達を紹介してくれてからが、このお話のクライマックス。
子供は、小学校に入学しているのですが、この部分をとても興味深く聞いていました。
友達って、やっぱり大切なもので、子供の態度さえも一変させてしまう力があるのでしょう。
最後の頁の家族で踊る姿がとても印象的な絵本でした。
是非、幼稚園の入学前とかに読んであげたい絵本だと思います。