サバスのためにお母さんが作ってくれたまっ白なドレス。ハンナはうれしくてうれしくてたまりません。汚さないように過ごしたのですが、炭を運ぶおじいさんのお手伝いをした後、黒い汚れがついてしまいました。悲しむハンナ……。
オラ・アイタンのイラストが好きなので手に入れました。ハンナのしぐさや表情がかわいいです。誰だって新品の服を汚してしまったらがっかりです。お手伝いをしたばかりに汚してしまったドレスを見て、ハンナは泣きました。
最後にハンナは月と会話をするのですが、娘にはここでいろいろ感じて欲しいな。汚れが落ちたのか、月の光で白く見えるだけなのか、月の魔法がかかったのか……、たくさんの解釈ができる箇所です。
娘のお友だちにハンナという子がいるので、この絵本は彼女にとって「ハンナ・ジェーンの本」になっています。明るいイラストが好きです。