最初に読んだのはシリーズの中の一冊『アンジェリーナ スターになる』でした。
その中のアンジェリーナはいつも踊ってばかりいる印象で、踊りのことが本当に好きなんだなあと感心したものです。
この『アンジェリーナはバレリーナ』も表紙では眠っているアンジェリーナが夢の中でも踊っています。
正に寝ても覚めても踊りのことばかり考えているんですね。
好きこそ物の上手あれの言葉通りに、好きで好きでたまらないことって、上達するものも早いもの。
アンジェリーナの一生懸命さが時に周りに迷惑をかけてしまうこともあるけれど、このぐらい物事に熱中できるのも才能の一つだなあと思いました。
夢をかなえようとする少女のひたむきさと清々しさがいいですね。