おつかいのおはなしって楽しいですよね。
こぶたのぶたぶたくんが、お母さんに頼まれて、
パンとトマトとじゃがいもとお菓子を買ってくるというお話なのですが、途中に出てくるお店の人がとってもユニーク。
インパクト大な顔のパン屋のおじさんに人面パン。
早口のやおやのおねえさん。
ゆっくり喋るおかしやのおばあちゃん。
みんなキャラが濃く、強烈に印象に残ります。
でも私が印象的だったのは、
みんながぶたぶたくんと呼ぶからお母さんは自分がつけた名前を忘れてしまってぶたぶたくんと呼んでいるってことでした。
それでいいのかお母さん?!と思うけど、
それでもよいと思えてくる何かがこの絵本にはありますね。
ロングセラーに納得です。