10歳の女の子あやは、山で迷って一面の花の咲く場所でやまんばに出会う。やまんばは、その花は、人間がやさしいことをひとつすると咲くと教えてくれる。 あやは、妹のために新しい着物を作ってもらうのをがまんする。その気持ちが、美しい赤い花を咲かせた。
山も、やさしいことをしたときに生まれるという。
最近、優しいことをしたかなと、自分の心を深く見つめなおすきっかけを与えてくれる絵本です。
どこかにきれいな花が咲いてるなと、想像するとやさしいことをするのが楽しくなりそうです。
わが子にも、誰かのために役立つことができる子になってほしいなと思います。
美しいきり絵にウットリです。