優しいことをするたびに、咲かせる花があるという。
いのちをかけて優しいことをすると、山ができるという。
人のためを思って自分が我慢した結果、とても喜んでもらえた時
自分も嬉しい気持ちになります。
でもどこかで我慢した心が小さく悲鳴をあげていることもあるかもしれません。
そんなとき、その優しい気持ちで咲いたという、美しい花を思い出すことによって
自分の心の中にもきっと同じ花が咲いている・・・という思いが心をあたたかいもので満たしてくれるのではないでしょうか。
挿絵の幻想的な色使いが、このおはなしとぴったりあっていてとても素敵で娘もずっと見入っていました。
山を作ったエピソードに出てくる八郎の物語も後日読んであげました。