題名を見て、いつも気分が滅入っているために灰色になってしまったお姫様が、何かのきっかけで楽しいことを知り、色を取り戻すお話かなと勝手に想像してしまったのですが、そこはやはり佐々木マキさんの作品。
そんな複雑なストーリーはありませんでした。
それぞれ色が違ういろんな動物たちと遊んでいくのです。
お話は単純だし、色んな色がでてくるので、色の名前を覚えて言えるようになった1歳から2歳くらいのお子さんにも、とてもおすすめです。
夜になったらみんな真っ黒というラストには、もしかしたら、人種や性格が違っても、大きな宇宙のもとでは、みんな同じ人間なんだよっていう大きなテーマが隠されているのかなと考えましたが、考えすぎでしょうか!?