犬のエルフィーのあったかいお腹を枕にしながら少年は育ちます。どんなにいたずらをしても、家族みんなエルフィーが大好き。でも、少年はいつしか成長し、代わりにエルフィーは年を取り、そしてある朝・・・。
でも、少年は思うのです。悲しいけれど、ボクは毎晩エルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」って言ってやってたんだ。
生き物の死は自然の摂理。いつか必ず訪れる運命です。問題はペットと共に暮らす日々を、まっとうできたかということ。いたずらに死を嘆き悲しむだけでなく、生き物との付き合い方が大切なのだな、と考えさせられました。
小学校の国語の教科書に、一部抜粋が掲載されているようです。