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あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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じごくのそうべえ」 たっちママさんの声

じごくのそうべえ 作:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年05月
ISBN:9784494012039
評価スコア 4.76
評価ランキング 712
みんなの声 総数 164
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  • 読んで、聞いて、見て、全部楽しい!

    私が小さい頃大好きな本でした。
    大抵の絵本は細かいストーリーは忘れてたりするのに、これだけはハッキリ全部覚えてたなあ。
    それくらい、ストーリーの構成もしっかりしているんだと思います。
    ちょうど息子が3歳後半の頃にやっと購入して、万を時して読み聞かせたら・・・もちろん、一回でどハマりです!
    それ以降ほぼ毎日読んでいて、1ヶ月くらいで息子も全てのセリフを暗記して人に読み聞かせられるほど(笑)
    そうべえが地獄に落とされたあと、仲間達とそれぞれの得意技を使って閻魔大王の攻撃をかわしていくお話。
    プロフェッショナルが集まって難題を解決していく話って、映画でもよくあるし、それの先駆けって感じですね。なので大人が読んでもストーリーが面白い!そして、その地獄が怖面白い!絵はダイナミックで、迫力満点。鬼の形相も怖いのに、そんな鬼達が困ったりする顔が怖いからこそ面白い。そこに子供たちが大好きなウンチやおならが出てくるときたら、もう大ウケ確定です。
    関西弁の語り口もあじがあっていいのかも。
    私は関西人なので、いかに臨場感たっぷりに読めるか毎回イントネーション頑張ってます。それもまた面白いんですよね〜
    最近は私が鬼のセリフを、息子がそうべえのセリフを読んで掛け合ったり、息子が日常の会話の中でその関西弁をうまく使って笑いを取ったり。
    本の世界から飛び出しても活用できてます。
    唯一、「糞尿地獄」や「おけつ」など、日常生活ではやや行儀の悪い言葉がちょいちょい出てくるので、それをそのまま真似られると焦る場面も。
    我が家ではそういう言葉は家の中でだけ真似すること、とルールを決めてます。
    でも、毎回読むたびにお腹を抱えて笑い転げてる息子をみると、多少のお行儀の悪さは、まあいっか、と思えてしまうぐらい力のある絵本です。
    この本が楽しめると、桃太郎とかの昔話やグリム童話も楽しめる年齢に入ってきてるんだと思いますよ。

    投稿日:2013/05/20

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