表紙からでも感じられると思いますが
この小さなねずみ、ミロが抱えてる光り輝く石。
この石を取り巻く小さなねずみたちの未来を描いたお話しです。
途中から「しあわせなおわり」「かなしいおわり」の2つの運命に分かれるのですが
そのカギを握るのは年寄りねずみの存在。
この2つのお話しの展開がどちらを先に読むのか選択する
読者の運命をも左右してるかのようで、吸い込まれていくような感じがしました。
私だったらどうするかな?
読後だから言える事も、その場を過ごしてるねずみたちには
なかなかどうして良いのやら判断しかねます。
その心情をうまく捉えて、途中から分離する形に構成したのかな〜?
って感心!
さあ、みなさんならどの運命を選びますか?