表紙もおしゃれですが、見返しも素敵でした。鮮やかな青色と黄色のまる。バックの白や黒も効いています。
色紙をまるくちぎっただけの「あおくん」と「きいろちゃん」。なのに、読み始めると、子どもたちが自然とおはなしの世界に入り込み、あおくんときいろちゃんをきちんと認識することが、まず驚きでした。あおくんときいろちゃんが出合ってみどりになる場面では、「あ、くっついた」と3歳の息子もうれしそうにしていました。
ただ、ストーリーがいまいち私には理解できませんでした。みどりになった自分の子どもを親が気がつかないってどういうこと?と考えてしまうのです。子どもたちはそんなことは気にせずに楽しんでいましたが・・・私は変に考え過ぎてしまって、ちょっと楽しめないという感じです。