「ぼくを探しに」の続編とも読め、まったく別のものとしても読めます。
かけら自身が、ただ待っているのではなく、自分から転がりはじめた!
欠けたところのあるものと、欠けたところをうめる存在のかけらとして、
ではなく、自立したもの同士として一緒に転がってゆく…
解釈・感じ方は、これも人それぞれ。
私は、続編のこちらの方に、より味わいを感じます。
自分のまま、自分自身が成長し、自立しつつ他者とよりそえるという、
ある種の理想的な姿・関係を感じました。
「ぼくを探しに」と同じく、オトナ向きかな?と思いますが、
こどもならどんな感性で読みとってくれるかなあと、感想をきいてみたい気も♪