娘といっしょに森へ散歩に行くと、毎朝いろんな生き物に出会います。この本に出てくるバッタ、うさぎやりす、かけす、ヘビやシカも見かけます。そして、この女の子と同じように、娘も全速力で駆けていって、つかまえようとしては逃げられ・・・の繰り返し。この本を読んだら、動かずにじっと待っていられるようになるかな?と、淡い期待を抱いていましたが、やっぱり「追いかけたい!」という本能のほうが勝るようで(!)未だに「おともだち」はできません。それでも、鳥や動物や虫に出会ったときに見せる、ぱっと輝くような娘の笑顔は、森の生き物からの贈り物、と私は思っています。そして、「エッツも、100年前に、ウィスコンシンの大きな森で、生き物たちと遊んでいたのかな?」と、樫の木の森を歩きながら、過去に思いを馳せています。