原作の題名は、GOOSE’S STORY。
何と作者自身の体験に基づく実話だそうです。
驚きなのは、著者の家がまず、グースが飛来する沼の畔にあるということ。
アメリカの何州かは分かりませんが、羨ましい限りの自然環境ですよね。
著者は、そこで一羽の一本足のグースと出会い、その成長のやり取りを細やかに描いています。
一本足のグースを、著書は助けてあげたあったのですが、その時のパパの一言に心を打たずにはいられません。
「人間だって同じだよ。自分の弱さを乗り越えて生きていく力がいるんだ。あのグースにも強くなってもらおうね」
この本には、生きることの尊さとか、諦めないでやりぬくことの大事さとか、いろんな要素が詰まっていて一言では言い表せないくらいの感動があります。
多くの子供に読んで貰いたい絵本です。
小学生の推薦図書として欲しいと思っています。