4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。とてもなかよしのきつねさんとくまさんのお話。仲良しだけれど、くまさんが急に遠くに行かなくてはならなくなり、その留守をきつねさんひとりで守る。その間、いろんなことをひとりもしくは手伝ってくれたりもして、くまさんがいなくてもがんばっている様子はわかるけれど、逆にさびしさがひしひしと伝わってきます。その感じは4歳の息子でも感じたらしく、この絵本のすごさを感じましたね。こういうのを「ひしひしと伝わる」って教えてあげました。こういう抽象的な表現や感情は、実際に経験したりしないとわからないんだよなー。そういう日本語の美しさを教えてあげられる絵本だと思いました。