身近にあって子供たちにも馴染みのある
おひさまとおつきさまが登場してきます。
おひさまが遅刻したからというちょっとしたことが原因で
おつきさまが激怒!それから二人の諍いはヒートアップしてきます。
文中では“せんそう”という言葉が使われています。
だから身近な痴話げんかを差すようで実は
世界中のあちこちで起こっている戦争などの愚かさを
嘆いているという深いお話のように思います。
やはり“せんそう”と言われても今ひとつ実感がわかないのは当然の我が子。
幼稚園のお友達との関係を思い浮かべて共感したみたいです。
このお話のように恐ろしい結果にはならないけれど
それに匹敵するくらい愚かなことなんだよっていうことかな。
子供にはとても分かりやすい内容だったのではないかと思います