夏の夜、ころわんがふっと目を覚ますと、おかあさんが外でお花を見ています。一緒に夢の花を見たころわんは眠気が飛んでいって、夜中のお散歩に出かけました。
夏の夜咲いて、朝にはしぼんでしまう夢の花って、宵待草かな?(待宵草?)なんだかロマンチックです。
夜中のお散歩は、昼間と同じ道でも違ったように見えて、ころわんのドキドキワクワクが伝わってきます。でも、ちょっぴり怖くて、何かの気配に力いっぱい「うう・・・わん!」って言ってるところがすごくかわいい!
次の朝はお寝坊さんだったけど、たまにはゆっくりでいいのよ、っていうおかあさんがとてもあたたかく感じました。