丘の上に住んでいるよおちゃん。そして山の上に住んでいるおばあちゃん。
ある日よおちゃんは急におばあちゃんに会いたくなってバスで出かけます。
ところがおばあちゃんも、急によおちゃんに会いたくなって、電車で出かけるのです。
すれ違いすれ違い、行ったり来たりを繰り返すよおちゃんとおばあちゃん。
でも会えなければ会えないほど、二人の気持ちは高まるばかり!待ってなんていられません!
いったいどうなっちゃうんだろう????と読んでいてドキドキします!
ようやく会えたとき、読み手も思わず笑顔になっちゃう。
「こんどあいたくなったら この木の下であおうよ おばあちゃん!」
ああ、そうか。二人だけの待ち合わせの場所を決めればいいんですね。
少し考えれば分かりそうなものだけど、こういう解決になるのか〜と目からウロコでした♪