この絵本、子供にうけたのはもちろんですが、
大人の私のつぼに、思い切りはまってしまいました!
だって、何かと思うじゃないですか。
「おきにいり」というタイトル。
何がいったいお気に入りなんだか、と思ってページをめくると、
なんと魚の着ぐるみ!!
おお、なんというインパクトのある絵本。
確かに表紙には、魚が描かれているのですが、
まさか、この魚の中に、人間が入っているとは、思いもよりませんでした。
「きょうはぼく、ぴちぴちのさかなになっちゃって…」というたむくん。
魚の格好で、園に行きます。
猫や、おばさんたち、がみがみじいさん、お友達。いろんな人にあいますが、
本当に、この魚やそれをめぐる人々の表情や行動が面白い!
私なら…魚の口から思わず覗き込んじゃうかな?!
着ぐるみ嫌いの息子は、きっとまあちゃんのように大泣きでしょう。
絵本だから、面白がっていましたけどね。
爆笑というわけではないのですが、
つい、「うふっうふふふっ」とほくそ笑んでしまう、そんな絵本です。