とても評判の良い絵本のようだったので、借りてきて2歳の息子に読みました。
息子の反応は今ひとつでした。他の方のレビューにもありましたが、まず「きょだい」の意味がわからないのです。「おおきな」なら大丈夫だったと思いますが。また、身近なところに「のっぱら」も「ピアノ」も黒い「でんわ」もないので、ぴんとこないようでした。石鹸は知っていますが、絵が石鹸にみえませんでした。
子供が100人やってきて、その100人がみんなで遊べるほど巨大だというのが面白いポイントだと思うのですが、2歳の息子にはその点でもまだ早かったのかもしれません。
自然や動物、親子や友達などの人間関係を題材にした絵本と異なり、「物」がたくさん出てくる絵本は出版から10年も経つとその「物」の古さが気になり始めるような気がします。それでも乗り物系なら少々古くても読み継がれているようですが。
残念ながら読んでいる途中で飽きてやめてしまいました。