石狩平野を、車で帰る途中前方の牧草地にゴロンゴロンと、刈り取られた牧草がころがっているのです。それを見つけて私が、ああー!あれーあれー!娘 んー!んー!
あったとさ、あったとさ ひろーいのっぱらどまんなか きょだいなトイレットペーパーがあったとさ・・・。2人でストーンと絵本の世界に入り込んだ瞬間でした。そして絵本読んでいて良かったとおもいました。この時間を共有し、楽しめたものって。
緑色のガラスを見つめていても、まわりは夜空の星が降るのです.そして子供がコレ、コレ、と必ず見たがる最後のページ、言葉は無いのだけれど安心できる、ホッとするページ、せんぷーきで飛ばされた子供たちが落ちていくのは大好きなお父さんお母さんの腕の中。外で目いっぱい遊んだ後帰るのは、やはり、家で待っているお母さん?お父さん?おばあちゃん?おじいちゃん?おにいちゃん?おねえちゃん?のもとかな・・・。
きつねがいつの場面にも登場し、あーふるえてる、眠っている、困ってる、と、きつねと一緒の気持になっている子供の声に促されてページをめくってしまう絵本です。題はきょだいなきょだいな なんだけれど絵本の中では、きょだいなは1回しか言っていないのです、あったとさ あったとさを2回反復しているのです。
気持は、もう とっても とっても きょだいなきょだいな世界を散歩しているのです。