このお話にはおとうさんとおかあさんの愛情をいっぱいにうけて大きくなったプテラノドンの子が出てきます.おとうさんとおかあさんがこの子を残して去っていく場面,うちの息子たちもいつかこうやって大きくなって,自分で生活していくようになるんだよな〜と思うと,うるっとしてしまいました.
その後のティラノサウルスに対するプテラノドンの子の行動は,おとうさんおかあさんにたくさんの愛情をそそいでもらったからこそできたことですね.最後はお互いを思いやっているのに,すれ違いが生じてしまい別れてしまう切ないものでした.一緒に読んだ息子も,ハッピーエンドとはいかず,さみしそうでした.
宮西さんのティラノサウルスシリーズをいろいろ読んでいる最中の息子ですが,お星様がいっぱいの絵が気に入っています.こんな満天の星空,見てみたいねと親子で言っています.