今日は節分です。
おには そと!
ふくは うち!
お父さんと女の子が豆まきを終えると、いつの間にか、部屋におばさんがいました。
名前を、ふく、と言います。
ふくは うち!
と呼ばれたから来たのだそうです。
気が付くと、また一人おばさんが増えていました。
名前を、ふくわらいい、と言います。
そんな感じで、短い時間におばさんが4人居ることになりました。
みんな、「ふく」にまつわる人たちです。
「ふく」ですから、それぞれが幸せになれる特徴を持っています。
そして、
「いっしょにくらそ」
と言っています。
この申し出に、お父さんと女の子は、どう答えるのでしょう?
展開がおもしろくて、次のページ次のページと、読み進めたくなります。
でも案外テーマは深くて、
『幸せとは何か』
このことについて考えさせられる絵本です。