カラフルに塗りつぶした上から黒で塗りつぶし、とがったもので削る。
誰でも子供の頃やったであろう絵遊びで、「あー、こんなのあったなぁ」と懐かしく思いました。
それをくれよんを主人公にしてうまく描いていると思います。
ただ、そういう遊びをやったことのないわが子は最初「???」という反応でした。
実際にやってみせると、「同じだね」とは言いましたが、反応はいまひとつでした。
まだこの遊び方が根付いてないからピンと来ないのかもしれません。
ただ、登場人物がくれよんというのが面白いのか、絵本自体は気に入っているようで何度も読みました。
読み手としてちょっと気になるのが、なぜかこの本は読みにくいということ。
他のくろくんシリーズも同様です。
文章が長いのか、作者の文体が自分に合わないのかわかりませんが、何となく読みにくい。
私だけかもしれませんが、そこがちょっと気になりました。