♪パーンツはね、はじめに片足入れるでしょ よいしょ
「ドレミファランド(9)」という、子供のための歌とお話がひとつになったCD(私の頃はレコード)に、なんと岸田今日子さんが自ら歌ったものが収録されています。
擦り切れるほどこのシリーズを聞いて育った私、わずか数年前の娘の着替えでも記憶を頼りに歌っていたぐらいです。
この本の出版を知り、それは楽しみに待っていました。
失敗も歌っちゃう優しさがたまりませんね。
ドレミファランドではもう少し暗い色調で、私には今回のブタさんの方がとっつきやすかったかな。
年中の娘にも一歳の甥っ子にも全編歌って聞かせましたよ。喜んでくれ、娘は「なんか(この歌を)知ってる!」ですって。あんなに歌ったのだから当たり前でしょ。
中古でしか手に入りませんが、「ドレミファランド」捜してみてくださいね。
岸田今日子さん、大切に歌って読んでいきます。
【事務局注:このレビューは、「パンツの はきかた」こどものとも年少版 2007年5月号 に寄せられたものです。】