「こどものとも50周年記念絵本展」で、
この作品の後に描かれた「トマトさん」に出会ったのが
田中清代さんの作品との出会い。 表紙からはみだして描かれた、
キモカワイイ「トマトさん」に度肝を抜かれましたっ!
表紙のタイトルがトカゲのしっぽで描かれていたり、
とかげの国で変なポーズをとっているトカゲの影が
「と」「か」「げ」などの文字になっていたり…
内容ももちろん素晴らしいのですが、紙面すみずみまで楽しめる、
田中さんの素敵なセンスと遊び心満載の とっても素敵な作品です♪
切れて逃げて行ってしまった自分のしっぽが
鳥たちに食べられてしまったことを知ってショックで気絶?している
トカゲくんが 可哀相だけど めちゃめちゃ可愛いです。
このお話で端役?として登場しているトマトさんが
この後に描かれた田中作品「トマトさん」の主役になっています♪
こちらに出てくるトカゲくんも登場しているので、ご覧下さいねっ!
両作品の登場人物が相互出演しているのでバムケロ☆ファン必見です!
絶版になっているのがもったいないっっ!
是非、復刊して欲しいものです。
【事務局注:このレビューは、「みつこととかげ」こどものとも年中向き 1999年8月号 に寄せられたものです。】