表紙を見て、子どもたちの口から出たことばが、
「クレヨンで、誰かお友だちが描いたような絵だね。」
でした。とても、身近に感じられる絵です。
そして、お話はというと、
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは、山へしばかりに…
おばあさんは、川へせんたくに…すると、大きな桃が流れてきました。
それを、家に持って帰ると、中から元気な男の子が、出てきました。
と、ここまでは問題ないのですが、
そのうまれた桃太郎は、寝てばかり…
えっ?!こんな話、誰か違う人のはず…
大きくなっていく様子も、なんだか違うぞ…
でも、何とか、鬼退治に出かけるのですが…
やっぱり違うよ、鬼たいじ。
新しいタイプの『桃太郎』のお話に、子どもたちは、ちょっぴり困惑顔。でも、こんなのがあってもいいかもねと、なんだか、とっても楽しい気分になりました。