今まで魔術師マージはどうやって生計を立てているのかな?
ってちょっぴり気になっていたので・・・。
この巻で納得!マジックショーをやっていたんですね(笑)
どちらかというとチュウチュウ通りの厄介者なのかと
思っていたマージの存在ですが
チュウチュウ通りのみんなにとっては、完璧なやさしい
マージじゃなくていつも失敗ばかりするマージが
仲間と思える存在なんですね。
私も普段家事・育児に追われていると
「自分のコピーロボットが欲しい!」なんて思っていましたが
この本をよんでちょっと考えさせられてしまいました。
だって自分より完璧でやさしくて、何でもできる私がやってきて
家族や友達がそっちの私にいてほしいと思ったらどうしよう!!
それによく考えたら、何の仕事を分担する?
子供たちに絵本を読みたいのも、家族に美味しい食事を
作りたいもの、一人でのんびり映画でも見たいのも
パリッとアイロンかけたいのも、友達とおしゃべりしたいのも
結局全部自分がやりたいのだから!
もちろんこうしてレビューをかくのも分身じゃなく
自分がやりたいこと。
だから時間は倍あって欲しいけど、自分は二人は
いらないなあと。
読むまではチュウチュウ通りの仲間たちの中で
一番親しみの薄かったマージのお話でしたが、
実は一番じっくり考えさせられ、そしてマージの
ことがちょっぴり好きになれたお話でした♪