子どもたちの将来の夢に、学校の先生がランクインしなくなりました。
先生があまりにも管理されて、自分の思うようにはできないため、子どもたちとの関係も昔のように深くないからかもしれないです。
民間企業と比べて、学校の中は驚くようなことばかりです。
本当に子どものためなのかと、疑いたくなるような管理がされています。
この本は、乙武さんがほぼ本当のことだと言われています。
この本に書けないもっと大変なこともあったのだろうと想像ができます。
乙武さんが学校の組織に負けず、子どもたちとの絆を強めていかれる姿に、本当に感動しました。
しかし、学校のなかでは、理想ばかり追ってはいけないものです。
青柳先生のような、あらゆる事を考えて慎重になることも必要です。
赤尾先生の考えの甘いところも正直に書いてありました。
先生になりたいと思っている人にぜひおすすめしたいです。
乙武さんだからできたこともたくさんありますが、参考になると思います。
乙武さんの子どもとの寄り添い方や、自分に正直なところや、子どもたちを一人一人認めて尊敬しているところは今の学校に足りないのかなと思いました。