くまのがっこうシリーズで、一番初めに手に取ったのがこの作品でした。
くまのこたちは、バザーで売るために、パンを作ります。
お粉とミルクとはちみつとベリーの実とかぼちゃの、素敵なパン。
おいしさとびきり、大きさ超ビッグサイズのパンが焼きあがりました。
でも、おてんばジャッキーはその上にダイブ。
兄さんたちはカンカンです。
でもジャッキーは負けません。自分ひとりで売りに出かけます。
でも、だれも買ってくれない。そのうち雨がポツポツ降り出してきて、ジャッキーの心もしぼんできて…
面白くて優しい絵本です。きっと子供達は大好きだろうなと思います。
自分でも不思議なのは、おくろっく、さんきゅ、ぷりーずなどの、絵本には不似合いな言葉。
でも、この絵本に限っては、あまり気に障りません。
どうしてでしょう?
文章にリズム感があり、大変読みやすい絵本なのですが、
実はこの言葉たちが、それに一役買っているからなのでしょうね。