7歳になった娘へ。
たくさんのプレゼントに囲まれ、バースデーケーキをおいしそうに頬張る娘の笑顔は、何ものにも代えられない大切な宝。
でも、誕生日って、それだけではないよね・・・。
今日、ここに来てくれたじいじ、ばあばや、遠いお空から見守ってくれているもう2人のおじいちゃん、おばあちゃん、それに、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんたち・・・
数え切れないくらいたくさんの命のつながりがあって、自分の命があることを、娘にも感じてほしくて、この絵本を誕生日の夜に読みました。
宇宙のはじまりから、ずっとずっと命は続いてきて、ご先祖様の誰ひとり欠けても、自分は生まれてこなかった、という真実。まさに命の神秘ですね。
娘も、「いのち」の特大ファミリーツリーを前にして、自分自身のご先祖様を当てはめながら、小さな指で1人1人数えていました。
たった3世代、4世代、遡るだけで、本当に多くのご先祖様がいるんですね。
そして、自分の命は、ご先祖様の命でもある、という言葉に、希望がわいてきました。
自分の命もこうやってつながっていくんだ、と思うと、壮大なスケールの中で、自分の人生を見つめられるような気持ちになれます。
今、目の前にいる娘に、ありったけの「いのち」を注ぎながら、娘にも、この先どんなときも、「いのちをありがとう」という気持ちで、自分の命を大事にしてほしいな、と願っています。