次女を連れてよく行く保育園の子育てルームで、先生が読んでくださる絵本の中でも特に気に入っているのがこの絵本です。
ぞうのあかちゃんが迷子になってしまいます。
話せる言葉は「あばば、うぶー。」だけ。
きりんに「どこからきたの。」と聞かれても、
かばに「あそんでいないで、はやくおかえり。」と言われても、
恐ろしいわにやらいおんに「うまそうなこぞうだな。」と言われても、「あばば、うぶー。」
あまりのかわいさに、わにやらいおんも食べることができないほどです。
ヒヤヒヤしながらも、「あばば、うぶー。」がかわいく、おかしく、最後まで楽しめ、おかあさんのところへ帰れてよかったね、と読み終えることができます。
でも、嫌なニュースが後を絶たない現実、世の中は優しい人ばかりじゃないよ、お母さんやお父さんと離れて、知らない人についていったりしちゃだめだよ、と教えなくちゃならない現実にため息が出るのは私だけじゃないはず・・・。