我が家の住む地域も、
ここ数年イノシシの被害が頻繁に出るようになりました。
通学路にイノシシが出たという情報が入ると、
登下校中に保護者の見守りが必要なこともあります。
最近イノシシが増えているようなのです。
10年前にはイノシシは出没しない地域だったのに、
今では市内だけで年間3000頭も捕獲されているそうなのです。
その謎が、この本でわかりました。
人々の生活が変化し、以前は人を恐れていたイノシシが、
人を恐れなくなってきているようで、
全国的に、イノシシの被害は増えているようです。
里に出てくるイノシシは限られているそうで、
山の中で罠をかけてやみくもに捕獲するのではなく、
里に出てきてしまうイノシシを捕獲するだけで、
農作物の被害は減るとのこと。
イノシシの習性も詳しく載っていて、たいへん勉強になりました。
小3の息子も興味をもって読んでいました。