葉祥明さんのきれいなイラストと、やさしい内容がマッチした心温まる絵本です。
誰でもお月様に願いをかけたり、語りかけたりした経験があると思います。
私自身、小さい頃、毎晩お月様にお願いをしてから眠っていた時期がありました。
そして、世界にたった一つのお月様なので、同じお月様を遠く離れた誰かも、今、同時に見ているかもしれないという思い。
この絵本を読んで、改めて、いろいろな思いの人がお月様を見ているのだなと思うと同時に、お月様のほうもいろいろな人を見守っているのだなと、しみじみと感じました。
お月様も、毎日お疲れ様。