娘が5月生まれなので、お誕生日にプレゼントしたら喜ぶかな?と気になり、
全ページ試し読みで読ませて頂きました。
サブタイトルにあるように、これは大人たちへのメッセージだと思います。
同シリーズの、楽しく・かわいらしい作品を見ていただけに、
5月だけ異色な感じがしました。
無表情の粘土人形たちは、かわいらしいとは言いがたく
ちょっと残念に思いました。
内容も、子供の権利を綴ってある、大人向けのメッセージなので、
正直子供が読んでも楽しくはないと思います。
楽しむ本ではなく、考える本なのですね、きっと。
小学校高学年くらいの子供たちには良いかもしれません。
五月は新緑の爽やかな季節です。
他の月のように、もっと季節のきらめきを感じられる内容だったら
もっとよかったなぁと思いました。
読む人によって、良し悪しの印象が分かれる作品ではないでしょうか?
お誕生日に贈るなら、
娘がもっと大きくなってからにしようと思います。