『おっと合点承知之助』も大好きですが、今の季節はこちらにしましょう。
えんにちに行く兄妹とおじいちゃん。
四字熟語を駆使しての楽しい会話。
大人ですら漢字離れで、使えない書けないこのご時世。
この絵本を通し、どのような場面で使う言葉か自然と学べます。
やはり、声に出して言ってみないと、音のおもしろさや、ニュアンスは理解できないと思います。
改めて大きな声で読んでみると、“日本語って、美しいな〜”と思います。
最後のページに、出てきたすべての四字熟語の解説があり、親切だと思いました。
『おっと合点承知之助』もそうでしたが、つちだ先生の絵は生きがよくって、テンポよく読み進めえられます。
『こんなところまで細かくすごい〜』っていうところが、各ページ必ずあります。一度読んだ後、息子も隅々見回して『おっと合点承知之助』で活躍した忍者さん探しを堪能していました。
見返しの飴細工が、読み手をえんにちの雰囲気へ、連れて行ってくれます。
5歳ぐらいから読めると思います。