はじめは、誰だってひとり。
登場する主人公、ワニのかい君は、ひとりがラクちんでいいや〜って思ってる。そこにウサギのうーちゃんが声をかけた。そこから、ともだちっていいな〜ってかい君が思うまでの物語。
ひろかわさえこさんの絵が、やさしく、ふんわりとしていてステキです。
言葉のない、大きなかしの木に二人が座って、雨宿りするシーンは、気持ちを推しはかること、想像することを意味しているのかもしれない重要な場面に思えました。
3歳の娘には、そこまでわからないかもしれませんが、ともだちって、大変だし、大切なんだって感じてくれたらうれしいなと思いました。